#建築めぐり#設計デザイン林#スタッフブログ
2023/09/09
ラコリーナ近江八幡
こんにちは!設計デザインの林です。
明日は2級建築士2次設計製図試験当日です!
この日に向けて頑張ってきた仲間を想うと、本当にみんな合格してほしいし
なにより自分の力を存分に発揮して欲しいです。
約1年間に及ぶ勉強期間を乗り越えて試験に挑む皆様、
思うように結果が出ないこともあったと思います。
プライベートを捨てて、毎日仕事した後に製図して、、。
泣いても笑っても、そんな日々も今日まで😢
皆様の努力が結果となって表れることをただただ祈るばかりです。
ここまできたらあとはやるだけ。頑張ってください><
陰ながらに応援しています!!!!
自然に溶け込むランドスケープ
ということで、今日は先日行った「ラコリーナ近江八幡」をご紹介します!
滋賀県近江八幡市に建つこの建築は、藤森照信氏による設計で、
「たねや」「クラブハリエ」の菓子販売と、たねやグループ本社を兼ねた併用施設です。
藤本照信といったら「日本人が好きな建築」を生み出すイメージですが
ここら辺で代表的なのは岐阜県多治見市の「モザイクタイルミュージアム」とかですかね。
独特な感じはするけど、奇抜ではなくてなんか安らぐ、ジブリみたいなニュアンスで伝わってほしいです^^;
自然に溶け込むランドスケープと題したのは、土地に建物を建てている、っていう感じがしなかったからです。
(ランドスケープというのは「景観・景色」「都市のデザイン」みたいな意味です。)
緑化と言えば簡単ですけど、敷地内に水田があったり、丘があったり、茂みがあったり
ベンチはただ木をスライスしただけの一枚板だったり、屋根に木が生えていたり、
壁や地面の仕上げも完璧なツルピカではない感じが、
本当に半分くらい自然に飲み込まれているような"自然の力で出来上がった感"を感じました。
回廊の草屋根部分から水が滴る演出があるのですが、私たちもまんまと「雨降ったのかな?」と話していました。(笑)
それくらい、自然の中にいる感がすごいんです。
この場所に来ている人たちもこのランドスケープを身体で感じに来ているような気がします。
当たり前ですけど、建物内の内装やインテリアのディティールも最強でした。
おしゃれ云々ではなくて、これはなんだろう?とか、
向こうまで歩いてみようとか、手で触ってみようとか、そんな気持ちを誘発されました。
そういった意味では、藤森建築は一種のエンターテイメントだなあと感じます。
やっぱり建築って面白いです😊
林