#設計デザイン林#スタッフブログ
2023/08/19
名古屋港のシンボル
と言ったら何を思い浮かべますか?
お疲れ様です、設計デザインの林です。
私は伊勢湾岸道が好きです。
なぜなら、名古屋港を横切る大きな3つの橋、通称「名港トリトン」を走れるからです。
日没30分前くらいに三重方面の下りを走るのが私的にはベストです。
なぜなら夕陽に向かって真っすぐ走っていけるから!
そして左手には海!(茶色の)
ドライブが好きな林ですが、トリトンは走るだけじゃなく、見ていても綺麗なところが抜け目ない♡
ちなみに「トリトン」という名前は、ギリシャ神話の海神ポセイドンの息子と同じ名前。
海の王子って呼ばれていたそうです^^;
リトルマーメイドに出てくるアリエルの父とも同じ名前!
そんなトリトン、夜の金城ふ頭から工場夜景と同時に見えて超きれいなんです。
来年くらいまでは補強工事のためライトアップはしないそうです。
ライトアップ、楽しみですよね^^
こんな超ビッグでカッコいい名古屋港のシンボル「トリトン」ですが
一体どのような構造であの巨大な大橋を支えているのでしょうか。
元々はトラス構造といって三角形を組み合わせた構造体で構成される計画だったトリトンですが
名古屋港は何といっても貿易港。船の出入りを妨げてしまう可能性があったため
桁下40m(でっかい船が通れるくらいの高さ)を確保できる、吊橋式となりました。
主塔から伸びる直径17センチ17本のケーブルで2万トンの橋桁を支えています。
だいたいゾウさん3000匹分くらい。すっごーい。
1本のケーブルが支えている重さは810トン。
シロナガスクジラ5匹くらいは余裕みたいですね。
さらにこの橋に設置されている表示灯がはなつ光はなんと光度52カンデラ。
なんやそれ^^:
名古屋駅から鶴舞公園くらいまで届く光をピカピカさせているみたいです。
軟弱地盤に堂々佇む(たたずむ)トリトンは30~50mの基礎が支持層まで伸びているそうです。
人々の技術によって、名古屋の貿易は支えられていました^^
トリトンを見たら、すごい工作物なんだなぁと思ってください。
以上、林でした(^^ゞ
林